Friday, December 9, 2016

インテリア的にちょっと和風って考えると、畳と障子さらには床の間もどきをつけると
簡単にシンプル和風になる。

見た目から入る場合はそれでいいが、家の効能として障子を考えて見ると
ガラスの木製建具の内側に障子をつけるだけで、ガラスからの冷気の分子が
肌をさすことがなくなり、寒さ対策には効果は十分にある。

西日なども余計な太陽光で部屋を蒸し焼きにしないこともある。
光として障子を反芻してみると
思い出すのが、谷崎潤一郎の陰影礼賛 和室の障子を通して
入り込む光がほのかにバウンドして奥を照らす様子を描いているものであるが
谷崎さんは関東大震災前は東京で和室でもクツで歩いているような西洋かぶれの人。
その人が
震災で妻の実家の京都で和風を発見して和風に傾倒してかかれたものだけに
関西の
はんなりした感じ
「華やかでありながら気取りがなく上品さと気品を兼ね備えてるさま」のありさまを障子の光を
とうとうと描いている。

この拡散光は部屋全体をほのかに明るくしている様子は、最近スキルアップ講座で受講した
自立循環型住宅の説明で強い光・・沖縄のようなところでは、直接の光が部屋に入ると
日差しと影を両方一度に人は見るので、部屋を暗く感じて、しまいそんな部屋には昼間でも
電気をつけたくなるそうで、障子で部屋をほわっと明るくすると確かに、明暗対比がなくなり
部屋の奥まで拡散した光がはいり、人には明るく感じることがわかる
さらに
日本人は、人生を体感したり表現をするのに昔から1年の経過を竹に置き換えている。
(竹の節を世とよび世と世のアイダだから世の中になる、年末には家族皆があつまり
一度に歳をとる。歳をとり世があけて朝日のご来光があれば、節の世をすぎたことになり
人はまた新しい歳になり、生まれ代わるように、心は新しくリセットされて節をこえて生活が始まる)
だから開けましておめでとう・・になる

この新しい世の中になるときも、舞台としての住宅の設定は
障子を張り替え、白いピンとした障子に変えただけで
新しい歳のリセットした感じになる。障子はそんな人生の節を家に風味を加える効能もある。

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