Friday, October 19, 2018

民家の改修

長く使われた家に民家がある
田の字形と呼ばれる、4つの部屋あり
ふすまを開け放すと、ワンルームになるつくりで
フランクドライトなど、海外の建築家も
使う時は、部屋になり、開け放すと人よりができる
間取りに傾倒した

通常は入り口から土間が台所までつずき
雨では、作業ができる土間になり

田植えや畑から、地下足袋や泥つきの
意匠で台所までいけるようになっている間取りは
まさに、生活にねずいた農家の間取り

最近では少ないが、まだ残っている

昔からの家を後生に残すとき
現代の建築基準法では、工夫がいる

耐震などに災害のたびに改訂している
法律では1971年の十勝沖地震で基礎を
コンクリートにすることが義務つけられ
(民家は玉石基礎・・土台をおいてあるだけ)
1981年の宮城地震で耐震の強度をあげて
さらに
2000年に金物の補強が義務つけられた

今現在たっている建物ならば
法律がかわっても、別段問題はないのだが

現代の家と同じように耐震をあげてくれと
いうと、工夫がいる

一つは基礎をつける
これは、一度土台から上を横か上に建物を
あげて、下に基礎をつくることになる

つぶして立て替えの方が。。という人もいるが

梁や柱など、代々の歴史を残すことは
必用で、その場合は一度、基礎から
つくり直すことをすることが必用になる

また、一件の家を建てるくらいまで
予算がないときは、どうするかというと
柱が引っ張られるとき、地震や風で
引き抜けるので、基礎があるときは
そこに固定をするのだが・・玉石基礎では
固定できないので、内部に土間を打つことになる
土間をつくると、地震で土台がはずれること
の抵抗になるし、風の引き抜きや地震の時の
引き抜きも柱を土間に固定できるので
改良となる

モウソンナトキはドウナッテモ・・という方もいるが
土間だけなら今ある家の床を上げて補強するだけなので
夏の湿気対策にもなり
金物補強もできるので、最低の耐力に近く
改修ができる

Wednesday, October 10, 2018

形の意味 災害から分かる


デザインや形は意味があることが多い
気候や風土など、たくさんの災害などあると、民家はそれらに対して工夫していることがわかる

台風被害で壁が壊れた民家の問い合わせにういってきた。
大きな東風で農家の出入り口の上の小壁が落ちている。

南側に開口が多い民家は
小さい壁だが、小壁が耐震の要素に貢献している

台風24号は静岡市では、強い東風があった
その風に対して抵抗した小壁だが、強い風がよせる力に
シワがよるように壁に力がかかり、半分バサットおちた

舞などは、竹や木を井桁にくんでそこに田んぼの土と畑の土をまぜて
団子状にしたものをまずくっつける。この部分が下地で体力があるとこと
それに中塗りで平らにして、仕上げをしている

壊れないとはいわない、民家は壊れても簡単い直せるようになっている
台風や地震がくると、通常は仕上げと中塗りあたりの部分が割れたりとれたりして
下地は残る
そこに土だからまたぬって補修をすれば、耐力はもとどうりになる。
長く使うには補修できる事が肝心なのですね

昔の知恵です。

地震や台風で壁は外部でも割れますから、そこに雨が浸透しないように
当然に軒は下げるわけです。
採算が10年でとれる(実際は無理だと分かっている)
皆、太陽光発電を乗せる為の台としての家の形は
片流れ、多いですね
しかし民家は壁を守るために、軒を下げている訳です。
壁にあるひびは毛細管現象で水を引くのでうまくないわけですね
よく使われるサイディングはどうでしょう

たしかにヒビはないようですが、ジョイントに目地があり
その目地も同じように、ヒビがはいると水が入るのです。

できれば、形として壁に雨がかからないデザインであれば
万が一
ヒビが壁にはいっても漏水にはならないわけです。

最近軒を上げている家もありますが
これは、日本のように台風がないアメリカなど西海岸の家かもしれませんが・・
向こういくと、このデザインは見ませんね・・・
年間降雨量1000ミリ以下の1/3程度の雨ですが

多分今度は日差しとか入れると、冷房が効かないので、軒を上げるデザインは
ないのですね・・それなら・・軒など無くてもよくなりますし
雨を引き入れるこのデザインは人を入れる商業施設ではいいのかもしれませんが
住宅では小さな雨以外
無意味なのかもしれません。

もっと住まいの知恵がわかるホームページはこちら

Wednesday, October 3, 2018

家の長持ちの仕掛け

家は通常35年くらいのローンで作られる

長くメンテナンスが少ない家は
屋根や外壁やサッシから漏水をしない
水道が壁の中や床下で管がやぶけていない
結露がなくカビ臭くない

すべて水気が問題になっているのがわかる

水はどこにでもいる。それが地面にダダもれだと
シロアリを呼ぶ

水はどこでもある。床下や壁の中で
水道管や排水管がきれたり壊れたりすると
漏れた水に木の匂いがあり、シロアリを呼ぶ

水はどこにでもある。タンスの後ろやサッシで
結露するとカビが生えて、臭くなる

雨や台風など静岡では年間降水量約2500ミリ
静岡は温暖で降水量や年間の温度は台湾と同じぐらい

そして最近若いひとの人気のミッドセンチュリー
米国のカルフォルニアだが、こちらの
年間降水量は約500ミリ

1/5程度の雨の量 米国の台風は東海岸あたりが
被害を受けるが西海岸のカルフォルニアは被害がない
(ハワイも台風被害ありそうだが、ハワイも大きなハリケーン、台風被害はほとんどない)

この二つのカルフォルニアと台風がくる静岡

長くもつ家をつくろうとするとき、多少古くなった屋根材でも
雨がもらいないように、屋根がついてくるもの合点がいく

コーキングなどという、ものは、営業トークでは10年以上効果があるというが
漏水などメンテナンスをやっていると、それだけでは1年ももたない

プロのコーキング職人が工事をすると、二液性コーキングをつかってくれる
これだと数年もつかもしれない

堅くなってヒビがはいれば、毛細管現象で水を中に引き込むので
堅くならないことがコーキングが聞いているかの判断基準

だからペンキもコーキングの上から塗ってしまっては効果が
なくなることも多々ある

長持ちしてメンテにお金がかからない家を作るとき←水が漏らない家←台風など風が吹きこむときも
水が家に入らない屋根・・つまりは切り妻とか寄棟などの・・普通の屋根がいいことになる。

ハウスメーカーはメンテに困るのでこの辺は守るのだが、広告費や営業経費をすごくかかりすぎる
設計事務所で設計してオーダーのデザインで職人に作らせても、ハウスメーカーより安く
高性能にできる

Monday, August 27, 2018

分離発注でオーダーキッチンを訳ありキッチンでつくる

分離発注と聞くと、面倒だと思われますか?

分離発注になれた設計者がいるならば
通常の請負の家づくりとお客様の仕事は変わりません
しいていうならば、契約の時、契約書を各職人と
行うので、ハンコを押す回数が多いのと
振り込みを直接にする手間があるかもしれません
ただ
振り込みは銀行にお願いすれば、代行してくれます

請負の家づくりと比較して
コストに気をつけながら
細かなところまで、自分流の家づくりができます

分離発注さらには、住宅の設計ができる建築設計者と
一緒に家づくりをすると、仕事が上手にはかどります。

一級建築士の仕事は分業になっています
お仕事の種類は意匠・構造・設備・工事管理とあります

住宅は小さい規模ですが、意匠・構造・設備・管理などの
仕事さらには、分離発注などの職人の見積情報にもたけていることが
必要です

キッチンを例にとると
通常のキッチンは既成品のカタログのキッチンから選ぶことになります
I形、L形、U形、アイランドとバリエーションから好みを選び
家の間取にあてはまることになります

機器IHやガスのレンジ、食器乾燥機があるなし
を希望として選びます。

カタログキッチンのよいところは
大量仕入れで
機器の値段は個別製品を注文する時より安いので

キッチンはカタログから選ぶことが家づくりの定番でした。

分離発注の工事でも、オーダーキッチンで作ってましたが
全体工事費の値段からの要請で、キッチンも
カタログからが選ぶことに数件なりました。

ですが・・

あるお客さまの依頼は、要望がかさみ、カタログキッチンも
一杯かなというものでした。

分離発注ですから・・工夫があるだろう

そこで思案をして
通常ではキッチンは最新のカタログから選ぶのが普通ですが
もっと分離発注的な選び方はないものかと・・初心にかえり
もしも、普通に電気製品を買うのなら・・どうするか?
と自分にといかけました。

すると・・
通常なら価格ドットコムで検索するだろう・・とふと思い


検索をかけると、レンジやレンジフードや食器乾燥機は
最新ではないが、新品のものがでてくることがわかりました
・・そう型落ちです

今年の最新のカタログにはのってはいませんが、メーカー保証は
買ってから一年と・・保証もついています

これで
カタログキッチンの機器の値段をオーダーキッチンでも
可能だとわかりました。

通常、オーダーキッチンでは家具職人に依頼してつくります

さらにコストパフォーマンスを上げるために
大工がつくることができないか、考えを進めました。

最近お願いしている大工さんは器用ななかたで・・
図面をしっかりかいて、段取りさえできれば
カタログキッチンより大工がつくる分離発注のキッチンは
二割程度安くつくることができました


これを例えるとき、話として
思い出したのがサラダドレッシングです

色々スーパーやコンビニで売っているサラダドレッシングですが
酢とオイルを 1:3程度にいれて、塩をいれて撹拌すれば乳化して
サラダドレッシングはできます。さらに
色々なバリエーションもできますね・・

お酢をワインビネガーに変えたり、オイルをオリーブオイルに代えるとか
ケチャップやマヨネーズを加えて色づけもできます

皆さん造り方は知っていますが・・作るより簡単だとスーパーでサラダドレッシングは
既成品を買ってきます

サラダドレッシングを家づくりのキッチンに例えると
既成品でなくても、良いのなら、
分離発注の大工造りのキッチンの方が
値段が安くなり、お客さまの要望に
コストと性能を合わせることができます

お客さまは何もすることはありませんが
設計者と職人がお客さまの要望をふまえて現場でつくる
分離発注はお客さまの要望をかなえることになります

T設計室一級建築士事務所のHP